本場「函館発 海鮮松前漬」3種 1.5kg
快適生活

配送は予定通リに冷凍便で届けていただき、早速届いた段ボールの箱を開けてみました。緩衝材に挟まれた商品3袋の品の間にそれぞれ緩衝材が挟まれていて、他の商品とくっつかないようとのこうしたちょっとした心遣いが嬉しいです。あと、この3種のセットの美味しい食べ方の（レシピ）と通販パンフレットが同梱されていました。

3種類の「ホタテ入松前漬」「数の子松前漬」「ズワイガニ入松前漬」セットで、それぞれ500gあるということで、実際計ってみてもそれぞれきちんと500gありました。

解凍のおすすめに、冷蔵庫で2～3時間とありましたが、午前中に届いて時間があったので4時間程冷蔵庫で解凍いたしました。しっかりと解凍されて味もとても馴染んでいて良かったと思います。

それぞれ袋を開けてお皿にそれぞれ出して、どの松前漬けからいただこうかなと目移りがしました。（笑）。

「真昆布」と「がごめ昆布」を使用という事でその特徴を知りたくて調べてみると、「真昆布」は主に出汁をとるのに最適な昆布で、出汁が透明で上品な風味であることから最高級の昆布とも呼ばれます。主張が少ない昆布ですので、カツオとの合わせ出汁にも向いているとの事です。

「かごめ昆布」の特徴は葉は長さ3m、幅20～50cmにもなり、外見の一番の特徴は、葉の全面に見られる凹凸のあるでこぼこ紋様とのことです。全国でも採れる量も少なく希少価値の高い昆布だそうです。

そしてとろみ感が特徴で栄養もたっぷり。なかでもフコイダンの含有量はほかの昆布と比べても2倍以上とされているそうです。この2種類の昆布とスルメを取り入れた松前漬けは、美味しくないはずがありません、という感じです。

【数の子松前漬け】
贅沢感のある一本羽の数の子使用で、今までたべていたプチプチ食感というよりも、ボリボリ食感という感じで数の子を食べているという実感が口の中いっぱいに広がりました。

昆布との相性もとても良くて、「真昆布」の味と「かごめ昆布」のねっとり感がほどよくマッチしていてとても美味しかったです。

アクセントとしてのスルメが入っているのもいろんな歯ごたえが楽しめてくせになる一品です。後で、美味しい食べ方にあったように、ゆずポン酢を数滴ふりかけて食べてみましたがホタテ同様、すがすがしい風味と酸味で美味しくいただけました。

【ホタテ入り松前漬け】
袋を開けて取り出すと、まず目についたのがホタテの存在感です。これぞ「ホタテ」と思えるぐらい一面にホタテが広がり、上手に蒸し加工されたせいか、見た目ふっくらとしていて、弾力も程よくあり食べて見てしっかりとした肉厚の美味しいホタテでした。

柚子の風味と味わいは食欲をそそり、こまかく刻み込まれた柚子の皮のちょっとしたほろ苦さがアクセントになってとても美味しくいただけました。ホタテと柚子の酸味がこれほど合うものとは思わなかったので、今後ホタテを使った料理をする時にはぜひ柚子も一緒に使ってみようと思います。

【ズワイガニ入松前漬け】
冬グルメの王道、ズワイガニの入った松前漬けは、爪つきのズワイガニが高級感をかもし出し、見た目も華やかでした。タラバガニよりもズワイガニの方がカニ自体の味はズワイガニの方が出汁として出やすく松前漬けに向いていると思いました。なので、タラバガニや毛ガニはそのまま食べたほうが美味しいと思います。

見栄えのいい爪の部分以外にも身だけのズワイガニが数個入っていて食べ応えはありました。痩せこけた感じの身ではなく、しっかりとつまった身で、口の中でのほぐれ具合も良かったです。

残りの松前漬けは、鯛のアラを買って出汁をとり出汁キムチをトッピングして食べてみました。やはり、同じ魚介類からの出汁茶漬けという事で相性もよく美味しくいただけました。

総評といたしましては、さすが「鮨かわむら」の料理長さんが監修された「松前漬」のことはあるなと思える美味しさでした。どうもごちそうさまでした。

スルメは丁度良い大きさの千切りだと思いますが、昆布類は品によってカットの大きさの違いを確かめてみたかったです。