宇治抹茶とブランデーのパウンドケーキ
千年の香り 千紀園

着色料にクロレラを使わず、抹茶の苦味を醸し出す為に煎茶粉を使わない、抹茶を活かしたパウンドケーキということで、抹茶好きには楽しみにしていました。

紙パッケージで包まれたお菓子が到着。
抹茶を意識した深緑色のカバーを、同色の紙紐が封をしています。
丁寧に取り除いて紙箱を開封すると、ビニールに包まれたパウンドケーキが登場。ビニールの中でもセロファンフィルムに包まれており、ケーキのしっとりさを保つ為に重ねて包んであるのかな？と思いました。

ビニールとセロファンを取り除くと、お茶の良い香りがほんのりと漂います。切り分けてゆくと更にお茶の香りが広がりました。

包丁を差し込むとしっとりとした質感。
ポロポロ崩れることもなく、しっとりしてるのにしっかりとした質感です。
切り分けて実食。
フォークで一口サイズに取り分けても、崩れない。
狙ったサイズに取り分けられるほど、しっとり、みっちりしたケーキです。一口くちに含めば、しっとりとした食感と抹茶の味が広がります。お酒が含まれているとのことでしたが、お酒を感じることはありませんでした。抹茶の風味とケーキのコクが強くて、とにかく美味しい。甘味も強めですが、しつこくなくて、クセになりそう。ねっとりとした質感で、食べ進むほどに満足感。

和のスイーツですが、苦味たっぷりのコーヒーを飲みながら食べても相性OKでした。
これだけ甘いと後味が口に残るかと思ったのですが、抹茶の味が強いせいか、わりとサッパリしてました。
味も濃くて美味しいのに、後味サッパリなのは不思議な感じですね。

パウンドケーキの味そのものには大満足なのですが、贈り物としては地味な印象を受けました。中身の良さに比べて外箱が一般的というか。。。光沢のある紙材を使ったりして、もっと高級感が出ると良いと思いました。もしくは、パウンドケーキに金粉まぶすとか、見た目にもインパクトがあると贈り物として喜ばれるかと思いました。