銀座わぐりへしれけーき
銀座へしれけーき

高級感のあるおしゃれな箱は栗がエンボスで描かれ、ボールドのアクセント。シックな紙袋も入っています。日本料理店のデザートということで、銀座kuma3のパンフレットも入っていて、ギフトにも親切です。

最初に、届けられた箱から出すとき、ずっしりとした重みを感じました。

さまざまな賞を受賞ということが納得の商品。1日に限定20本しか販売しないという貴重な品というのも、希少性があり、また、外見から高揚感を高めます。期待大です！

「冷蔵庫で3時間以上冷やしてからお召し上がりください」という丁寧な紙が箱にさしはさんでありましたので、クール便で丁寧に届きましたが念のため、指示に従います。

ワクワクと待って、パッケージから取り出だしたら、もうバターの芳醇な香りパ～ッとただよいました。持って紙ナフキンの上に乗せただけなのに、キッチン中に甘い、とろりとしたバターの香りがふんわり広がってきました。

ケーキをカットすると、びっくり！大きな栗が丸ごとはいっていて、断面を見せます。お店のHPによると、厳選された丹波栗とのことで、たしかにナイフをいれてもぐしゃぐしゃ、ぼろぼろと栗がつぶれることはありません。

すでに、カットしたときに感じた、しっとり・ねっとり感が予想できますが、ケーキ用のフォークでひとくち口にいれるとエシレバターの香が鼻に抜けます。あの、高級発酵バターのエシレがふんだんに使われているのがわかります。

栗も上品な甘さでバターをひきたてています。生地にも栗がねりこまれているようで、たった一口だけなのに、栗づくしで大満足。ふんわりと洋酒の香もします。

しっとりとしているのに、こってりしすぎない。正直、いただく前は、エシレバターが使われているケーキなら、ちょっと重いし、くどいのかも、と思っていましたがまったくそんなことはありません。

後味がさっぱりしているのに、濃厚、芳醇なバターとたっぷりの栗が入っていて一切れで大満足です。栗好きの方にはたまらないでしょう。ゴロゴロとどこを切っても栗が贅沢に中央から顔を出します。

日本料理店でサーヴされるということで、煎茶と一緒にいただきましたが、紅茶、コーヒー、また、ワインとともにいただきたいなと思います。ショップはワインとシャンパンをおすすめされていました。

甘いものがそれほど得意ではない夫が、「おいしいなぁ」としみじみ言っていたのが印象的でした。グルメなご年配の方、スイーツにうるさい女性たち、甘いものは苦手だな、という男性にもおすすめのギフトです。自分へのご褒美にもいいですね。

これは、まさに、日本料理店が自信をもって出されるデザートだなと思います。高級感たっぷり、贅沢なオトナのケーキです。

自信を持って、ギフトとしてお贈りしたい品ですね。

ひとり暮らしの女性へ贈るのに、ハーフサイズがあってもいいのかなと思いました。きっと、喜ばれると思います。