銘菓詰合せ(菊之寿・鹿もなか)
御菓子司 本家菊屋
古都奈良の老舗店が作る、黄身餡洋風焼菓子と最中を詰めたセットです。菊之寿は、餡に京都のお茶席用 上生菓子でも使用される最高級「白小豆」と、更にレア物の「福白金時豆」使用した、練乳入り黄身餡の洋風焼き菓子です。奈良らしい鹿の烙印が印象的な「鹿もなか」は、パリパリとした最中の食感と、上品な甘さのこし餡が絶妙なバランスの逸品。奈良らしい東大寺正倉院御物紋様パッケージで届くので贈答用にもおすすめです。
菊之寿(きくのことぶき)は黄身餡の洋風焼き菓子で、和菓子というよりも洋菓子みたいです。ソフトクッキーに黄身餡(贅沢な白豆の白小豆・福白金時豆を使い白餡を炊き、仕上げに卵の黄身を練り込んだ餡)を包んだような菓子です。3世代にわたり人気商品です。最中の漉し餡もあっさり上品で、餡が自慢です。
奈良を感じる
今回は奈良最古の和菓子屋さん、本家菊屋さんのお菓子を受け取りました。
その歴史は遡ること400年以上との事。
地元の方々に古くから愛される老舗店のお菓子という事で、いにしえの奈良を感じながらレビューしたいと思います。
受け取って早々、荷を解き手に取りますと、金色の文様の包み紙が現れました。老舗の風格を感じます。
包みを丁寧に開けると、同じ紋様ながら、色身にもこだわりを感じる外箱、上品でとても素敵です。
さらに箱を開くと、今度は鮮やかな2つのお箱がお目見え。
こちらには奈良らしい鹿や鳥のデザインが描かれ、古さの中にも新しさを感じ、箱の鮮やかさとのコントラストが見事です。
どうやら正倉院ゆかりの文様がルーツとの事。
贈答時には会話にも花が咲きますね。
赤い箱には「菊の寿(きくのことぶき)」が、緑の箱には「鹿もなか」がそれぞれ5個ずつ入っています。
菊の寿は老舗本家菊屋さんのお菓子の中でも、長年愛される銘菓なのだそうですが、「コーヒーや牛乳によく合う」と書かれていましたので、せっかくだしと珈琲を豆から挽いて一緒にいただきました。
老舗和菓子屋さんのロングセラーのお菓子ながら、どこか新しさも感じる風情ある洋和菓子といった感じで、素材の良さや舌触り、焼き加減はさすが。繊細さを感じます。
ミルクを入れた珈琲にもとても合いました。
一方、緑の箱に入っている鹿最中。
こちらはの包み紙も金色紋様でもなかに焼印された鹿さんもとっても可愛い〜!
思わず写真を撮り、SNSにあげたくなる可愛さですね。
そして、肝心のお味はやはり老舗。
お上品なこしあんが餅米と水飴でねっとり美味しく、満足感が高いもなかです。
こちらは有機緑茶と合いました。
最高の時間です。
受け取ってからいただくまで、目にも楽しく、そしてきちんと美味しい奈良の老舗和菓子屋さんのお菓子で原材料もシンプルでこだわりを感じ安心感があります。
これなら舌の肥えた年配の方への贈答やきちんとした場でのお持たせにぴったりだと思います。もちろん、家族や自分への素晴らしいギフトにも。
また奈良に行きたいなぁ、と想いを馳せながら、本家菊屋さんの他のお菓子もいただいてみよう、と思えた機会でした。
ありがとうございました。
菊の寿も鹿もなかもどちらかというと繊細なお菓子ですので、持ち運ぶ場合は気をつけると良いと思います。
更新日:2020年11月24日
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