「和羊」北海道佐呂間町産マトン 各部位盛り合わせ400ｇ
羊肉専門店　札幌成吉思汗しろくま

全てが衝撃でした。

羊肉大好きで、よく近所のお店の海外産ラム肉をいただきます。北海道からお取り寄せした時も海外産羊肉で、国産ではないことが不思議でしたが、国産の羊肉は国内流通の1%未満とのこと、その希少さにびっくり！

羊肉好きではありますが、マトンはクセが強くて味の濃いタレなしでは食べにくいし、何より家族が嫌がるので、ここ数年は我が家の食卓に出番はありませんでした。

が。
やっぱり美味しいマトンが食べたくって。


冷凍で届いた、札幌成吉思汗しろくまさんの「北海道佐呂間町産マトン 各部位盛り合わせ400ｇ」には、リーフレットと、ヒマラヤ山岩塩、ステッカーが添付されていました。

最適な解凍方法がわからなかったので、調べて氷水で解凍。ドリップはほぼ出ず、かなり状態のよい解凍ができて、思わずガッツポーズ。まさに、今目の前でさばいていただいたかのようなフレッシュなつやっとした肉質にうっとり...。

開封してびっくり、あの、マトン特有のニオイがほぼないんです。確かに、マトンよね...？とニオイをかいでみても、全く気になりません。

お皿に盛り付けると、モモとロースの盛り合わせ。(モモ・バラ・ロースから2種盛りだそうです)

7mmほどでしょうか、しっかり厚みのあるお肉で、焼く前から食べ応え充分と期待させてくれます。

南部鉄のグリルパンを熱して、リーフレットの案内を参考にジュッと焼きはじめました。じっくり焼いて、ひっくり返してサッとあぶる。

を繰り返していて、ふと、「あれ！？お肉のいいにおいしかしない...」ことに気づきました。普段食べてるラム肉でも、もっと羊を主張してくるのに。いつもは文句言う子供たちもニオイにつられて、「今日はお肉？やったー！！」と大喜び。

焼いてる特権、おすすめの岩塩をぱらりと振って焼き立てをぱくりっ！

おいしい！！！

思わず仕事中の夫に連絡してしまいました。
美味しいお肉あるからね、早く帰っておいでね、と。

お肉に厚みがある分、歯ごたえはありますが、筋などはなくて子供たちもぱっくぱっくと食べていきます。
もも肉は柔らかく、焼き過ぎに注意して頂くととろりと美味しくって、まさに「肉の旨みの塊」です。
ロースは、脂身に甘さがあって岩塩との相性抜群。こちらはもも肉よりは少し長めに火を通しましたが、きめが細かい赤身に旨みが凝縮してて、本当に美味しい。

しっかり咀嚼しても、マトンの強い癖は感じられず、ただただひたすら「美味しい」のみ。マトンの強い癖が好きな方には物足りないかもしれませんが、癖の後ろに隠れがちなマトンの美味しさはしっかりと堪能できます。

お値段だけ見るとちょっとびっくりしてしまいますが、その価値は十分にある希少性と美味しさ。特別な日のご馳走として、特別な人への贈り物として利用したいと思う美味しさでした。

解凍の仕方で、解凍後のお肉の質が変わってくると思うので、お店おすすめの解凍方法の案内もあるとありがたいです。また、上質上等なお肉だからこそ、よりお店のお味に近づけるように、使用する調理器具(分厚いフライパン、鉄製のフライパン等)のおすすめも記載があるといいなと思いました。贈り物に際して、HPでどのような包装で送れるか等の案内があると安心です。