ひもの詰合せ　K-3H
熱海あをきのひもの本店

清潔感のある化粧箱、女性店主らしいセンスあるお魚シールをはがすと、保存しやすい個装の干物が現れました。真アジ4枚・かます2枚・どーんと大きい真イカ一枚のセットです。

同封されていた「おいしい召し上がり方」というリーフレットで、１００年以上続くお店の伝統、材料や職人の手作りのこだわりを知り、期待に胸がふくらみます。
もちろん、魚は国産、塩は岩塩、仕込みの水にまでこだわりがあり、名水が使われています。

魚を知り尽くしたお店のおすすめ通り焼いてみます。

普段は、スーパーなどで解凍されたものを両面焼きグリルで適当に焼いていましたが、冷凍のまま、上火だけで焼くとのこと。７分焼いてひっくり返して３分、解凍の手間なく10分で完成です。

鯵もかますも、今まで食べてきた干物よりも身が厚く、生の魚を焼いたようです。箸で持ち上げると、美しい白と、ふっくらとした身に、しばしうっとり。いただくと、ジューシーで脂ものっています。さすが、刺身でも食べられる新鮮な魚を使っているだけのことはあり、まったく生臭さは感じませんでした。うす塩と書かれていましたが、本当にちょうどよい塩梅で、醤油など何もかけずに、ごはんもお替わりするほど食べられますし、お酒のおつまみにも最高でした。

お店のお勧めの焼き方、大正解でした。ジューシーさをとじこめ、皮はパリッと、美味しく焼けます。
よい材料で、心をこめて作られたものなので、美味しく食べてほしいという思いがつまっているのですね。


今まで頂いたどんな干物よりも美味しく、大の魚好きの義父に、自信を持って贈ることができます。もうすぐ父の日、すばらしいお取り寄せに出会うことができました。

大きなイカにテンションがあがりましたが、イカに関しては焼き方の説明がなかったので、難しかったです。ゲソが重なっているところはあまり焼けず、長く焼いていると先の方が焦げてしまいます。できれば、切って冷凍されていた方が、焼きやすいし、熱々のまま頂けると思いました。