IFFA金賞ギフト（ハム・ソーセージ等セット）
伊豆沼農産

伊豆沼ハムが我が家にやってきました。Ｂ５ノートくらい、片手で持てる大きさ。箱の高さはちょっと厚めと思ったら、中に大きな保冷剤。このあたり親切です。
包みを開けると、肉の塊がごろごろと。今すぐ食べたい！その気持ちを抑え、林檎酒を買ってきました。よし、今夜はパーティだね。

まず、ボロニアソーセージをフライパンで温めます。真空パックとケーシングは比較的剥きやすい。表面のジューシーさも十分守られています。カットするときめ細かい切り口がきれいです。スパイスの黒い粒も、アクセントとして美しい。ステーキにするとしっとりしたパンケーキのように膨らんで、でもナイフで切っても崩れません。実がしっかり詰まった、良質のボロニアです。口に含めば、なるほど、香ばしい香り、ふっくら口どけも良いです。脂と旨味のバランスも絶妙です。

次に、スモークハムは湯煎してからフライパンに転がしました。炙れば琥珀色の肉汁が溢れ出します。安心できる燻製豚脂の心地よい香り、金色に映える炙り肉の照り。私はこれが大好きなんです。表面を見てください。脂身の刺しによる肉割れ模様が素敵でしょう。当然だけど切り口はしっかりと肉の詰まった均質な美しさです。この圧倒的なボリュームから、歯をはじく弾力が生まれます。うーん、やっぱり美味しい！口中にはじけ飛ぶスモークの芳香。野趣味溢れる塊肉の味わいが染み渡ります。

あらびきソーセージは、とっておきの調理法で。軽く加熱したソーセージをオーブン皿に乗せて、缶詰のインゲン豆と鶏レバー、玉ねぎとトマトのざく切りを入れたらオーブンで焼きます。ソーセージの味がスープに移ります。おぉ最高！！親父風カスレが、最高のソーセージに彩られます。アツアツの肉汁とパリパリの皮、食べきるの残念！です。

最高の味わい、その晩の林檎酒が進んだことはいうまでもありません。

簡易包装、伊豆沼の水彩画も素敵ですが、お歳暮には見栄を張りたいです。IFFA金賞を主張できる、外見の派手さ、重厚さもあると好ましいでしょうか。