【のまえ】ロースト牛タン
下鴨茶寮

まず届いた桐の箱、ここからして流石料亭。
受け取る側の気持ちが上がり、もてなしの心を感じられます。創業安政３年歴史ある京料理の老舗ですね。
解凍後、薄切りにしてお皿に盛りつけます。
低音加熱でじっくりローストされただけあり、赤身の色が素晴らしく、部位も根元の上タンの部分がほとんどです。
予め燻製されてるとのことで旨味も凝縮さされていて、タンのジューシーさ旨さが口いっぱいに広がります。もちろんタン独特のコリコリとした食感はきちんとありますよ。
さすがとしか言いようが無い逸品です。
おかずとしてもツマミとしても成り立ちますし、大人から子供まで幅広く好まれるでしょう。
忘れちゃいけないのが、添え味の粉醤油と九条ネギと味噌の2種類。
そのままで美味いのは当たり前ですが、粉醤油は液体の醤油とは違い醤油の強い主張が無く、タンの本来の味を感じ引き立てる風味です。
九条ネギと味噌はロースト牛タン丼にして乗せて食べると極上の料亭の締めの一品になりますね。
もう、タンを食べてるのか自分の舌を食べてるのか分からなくなるような旨さです （笑）
これは贈答用、自分へのご褒美どちらでも間違いのない逸品です。

冷蔵庫で6時間とありましたが1日半位かかりました。まぁこれは冷蔵庫の性能の問題もあると思います