春巻 10本入り
聘珍樓

広東料理の名店と言われる、横浜中華街にある聘珍樓の春巻きが家庭で味わえるという触れ込みですが・・・。

さて、春巻きは、クール宅急便にて半冷凍の状態で無事届けられました。早速中身を確認。容器に綺麗に詰められた状態で好印象。原材料を確認すると、老酒や干しえびが入っているなど、巷で売られている惣菜の春巻きより高級感があります。

では早速調理。具は加熱済みのため揚げ時間は短め。おいしく食べるには具に冷たさが残らず表面はパリパリにすること。
揚げる前にテーブルの上に数時間放置していただけあり、いい塩梅に揚がりました。香りもいいですね。見た目は文句なし。

どれどれ、食べていきましょう。

味付け。
うまみ調味料を極力使用していない自然な味付けです。うまみは具材から出ているようです。少し味が薄いような気がするものの、醤油や酢醤油などで調整が可能ですし、ごはんのおかずにもなるでしょう。

そして食感。
なるほど、皮はパリっとうまく揚がりました。具にはとろみがついていますが、私の嫌いな「べちょっ」としたとろみではありません。肉やたけのこの食感があり、本物を感じます。具と皮のバランスもすこぶるよろしい。
これはいいですね。ただし、揚げ方を間違えないことです。皮をパリっと仕上げないとせっかくの良い具材も生きません。

少々値が張ることもあり、毎日のおかずとしてよりはむしろ、おいしいものを食べたい時に食べたい春巻きです。十分お勧めできるクオリティですね。贈答用にも最適ではないでしょうか。

10本で1620円なので、頻繁に食べるには少し手が出しにくいでしょうか・・・。