骨とり魚の西京漬けセット８切れセット『優海』
ざこばの朝市

予定通りにクール便にて到着しました。
冷やされても破れる心配がないような、しっかりとした包装紙にくるまれていて、中には、とても高級感のある、お箱が入っていました。これなら、贈り物にも適していると思います。（実際の注文の際には、包装紙に包んだ状態か、三色から選んだ風呂敷に包んだ状態か、希望に応じて無料で選択できるようですし、無料で紙袋やメッセージカードも付けて下さるようですので、お土産に持って行くにも便利そうです。）

黒い箱の中央に、シンプルにロゴのシールが貼られていて、簡単にはがすことができるので、お箱だけの再利用もできそうでした。

中には、個包装された西京漬けが綺麗に８個並んでいました。
さわら、金目鯛、銀ひらす、トラウトサーモンが、各２切れずつで、合計８切れでした。並んでいる状態のまま表から見ると、色合いの違いだけで、種類がわかりませんでしたが、各々ひっくり返すと、裏面に魚の種類を記したラベルが貼られていました。

90～110g位の100g前後の西京漬けが、個包装されているので、そのまま冷凍しておけば、お一人暮らしでも、ご家族が少ない方でも、必要に応じて少しずつ使えるのが便利だと思いました。

到着して、一番知りたかったことが、頂く際には、どの程度、どのように解凍し、どのように焼けばよいか、でしたが、本来は中に入っているはずの焼き方レシピは入っていませんでした。
よく見ると、西京漬けの包装の裏面にも簡単には記載がありましたが、HPに記されている、「100％成功の焼き方、レシピつき」の方が、詳しく書かれているようでした。
レシピが入っていなかった旨、お問い合わせの電話をした際、お店の方に伺ったところ、解凍は冷蔵庫で、そして、兎に角、焦げやすいので弱火で、とのことでした。

今回は、冷蔵庫で一晩解凍させてから、他の粕漬屋さんでも勧められた方法で、フライパンにオーブンシートを敷き、弱火で時間をかけてゆっくりと焼いてみました。

表面のお味噌もとる際も、一般的な西京漬けほど、味噌が付きすぎていることがなかったので、簡単にふき取ることができました。
また、軽くペーパーで拭いてあったので、フライパンのオーブンシート上に、違う種類の魚を二種並べて焼いても、さほど、汁が出て、味が混じってしまうこともありませんでした。

焼き上がりは、皮目に程よく焼き色もついて、見た目も美味しそうでしたが、実際に、ふっくらと、ジューシーな身で、魚の骨が苦手な子どもも、食べることができました。

金目鯛の西京漬けは初めてでしたが、ふっくらとした柔らかな身も、脂が乗っているのでパサつくこともなく、ほんのり甘く美味しく頂けました。

トラウトサーモンは、うっすらピンク色が食欲もそそり、しっかりとしたお味で子どもも大喜び。

さわらは、西京漬けで一番好きな魚ですが、期待を裏切ることのない、透明感のある、柔らかな、ほぐしやすい身で、子どもでも簡単に食べることができました。

銀ひらすは、あまりなじみのない魚でしたが、さわら同様に、脂がのっていて、とても美味しく頂き、すっかりファンになりました。

骨なし、とは言っても、そこはお魚なので、小骨があっても仕方ないと思っていましたが、なんと、本当に小骨一つない状態でした。
こんな風にして下さると、子どもも、お年寄りも、安心して、より美味しく加工されたお魚を食べることができて、贈答に魅力的だと思いました。

HPには、100％成功の焼き方レシピつき、と記されていましたが、実際には、透明フィルムにお魚の種類が書かれた一覧表の紙が入っていただけで、こちらの焼き方レシピは入っていなかったのが残念でした。
また、肝心の解凍方法については、そのレシピのPDFにも記されておらず、冷凍のまま焼いてしまうと大変ですし、解凍のし方も記された、印刷したものは忘れずに入れて頂くと、美味しいものをより美味しく食べて頂けて良いのではないかと思いました。