【天国のぶた】たぶん世界一濃厚なプリン（4個入）
玉子屋やまたか

たぶん世界一濃厚なプリンというネーミングに魅かれて楽しみにしていた「天国のぶた」が時間通り届きました。

残念だったのは、配送の事情で他の荷物が液だれしていたのか、外箱がびしょびしょに濡れていて魚介の匂いが漂っていたこと。業者さんは「受取拒否でもかまいませんよ」と言ってくださったようですが、このご時世を考慮して家人が受け取りました。
ただ、外箱がびしょびしょだったものの商品の入った中の小箱は緩衝材の段ボールのおかげで全く無事でした。

事前の口コミで多少承知していましたが、箱を開けて一つ取り出してみた感想はやはり「ちっさ・・・」。
観光地のお土産でいただく小さなジャムくらいの瓶が４つ。
こんな小さなプリンは見たことがない。これで満足できるだろうか・・・と一目見たときの率直な感想です。

一つ取り出して横からみたプリンとカラメルのオレンジ色とこげ茶のコントラストが見事！
こんな濃い色のプリンは見たことがありません。
牛乳、卵、砂糖で作る一般的なプリンと違い、厳選された卵の黄身だけを使い牛乳を使わず寒天で固めてあるプリンのなせる技ですね。

瓶は一つ一つに違ったメッセージがプリントされたシールで封をされています。
見た目の感動に味にも期待が高まります。

スプーンを刺すと、いまどきのとろけるプリンとは違ったずっしり感。
寒天を使われているため、所謂「寒天寄せ」のようなさっくりした食感を予想していたのですが、卵黄をふんだんに使用しているためか寒天寄せな感じはなく、強いて例えるならば濃厚な寄せ豆腐のような食感でした。
程よくカラメルと混ぜて口に運ぶと、口の中に濃厚と言われるのに納得な卵の香りが広がり、そしてカラメルのほろ苦さ、甘さが加わります。
この甘さと濃厚さゆえ、この小さなひと瓶で充分満足できるのだなと思いました。
コーヒーに合うとお店が推奨されているのも納得です。

一般的なプリンとは一線を画す商品なのでプリンという枠でイメージするとその違いに誤解を招いてしまいそうです。
普段使いには少し高価なお値段ですが、ストレスいっぱいになった時にぜひ一口食べてもらいたいです。
疲れた心や身体を小さなこのひと瓶が癒してくれそうです。