美らノ時
Ilise（イリス）

「燻製チーズをポルチーニ茸と秋ウコンのスープに漬け込んだ、今までに無い味と食感のチーズ」という説明を読んでも「おいしそう！」以外には、いまひとつ具体的な想像ができないまま・・・。

とはいえ「究極の酒の肴」というコンセプトだそうなので、今回は日本酒を用意してわくわくしながら開封。
スモーキーな香りがひろがります。
瓶の中には、小さめのカマンベールチーズがふたつ、スープに浸かってぷかり。
とりあえず、ひとつをそうっとお皿へ。まずはそのまま食べてみました。
これは初めての味。そして本当においしいです。
スモーキーな香りで始まって、チーズそのものの旨みと、スープの旨み、いろんな味が複雑に絡み合う感じ。短時間で口の中で感じる味がどんどん変わっていきます。

はじめは小さめかなと思ったものの、濃厚な味だから、少しで大満足。二人でひとつをちびちび食べてちょうど良かったです。とはいえ、お酒をちびちび、チーズをぱくり・・・の繰り返しに飽きがこないから、飲み過ぎてしまいそう。

とろっとしたチーズも大好きなので、２回目は小さなココットにスープと一緒に入れて加熱。赤ワイン、バゲットと一緒に楽しみました。
これがまたおいしかったです♪スープを浸したバゲットも最高！温野菜を付けても良さそうだし、スープだけでも、かなりいろいろ使えそうですね。
一瓶でかなり長い間楽しめそうだし、けっして高くないと思います。自分でもぜひ買いたいです。

瓶に付いていたタグに、熟成期間と味の変化もわかりやすく説明されていました。今回は製造日からまだ数日での感想です。
熟成具合でまた味が変化していくので、すぐに食べちゃいたいのを我慢して、また後日楽しみたいと思います。

あえていえばですが、瓶から取り出す時に落としてしまいそうでちょっとどきどきします。もう少し取り出しやすいといいなと思いました。