ベジタコライス
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包みを開封すると、商品と共に商品についての説明書きやお店のご案内が同封されておりました。どれもセンスの良いデザインで、直筆のお手紙も嬉しかったです。
商品の「ベジタコライス」は温め不要のため、食べたい時に開封するだけというお手軽さ。量を把握するため取りあえず器に盛ってみましたところ、漂うスパイスの香りに食欲がそそられました。1袋1～2人前と表記されている通り、ボリュームがあります。
まず「ベジタコライス」のみを実食。口に入れると最初にトマトの甘酸っぱさや旨みを感じ、その後クミンの香りや唐辛子のピリ辛さといったスパイスの風味が口一杯に広がります。噛む度にお豆腐から味がジュワッと染み出てきて、島豆腐ならではのギュッと目の詰まった食感やクミンのプチプチとした歯応えも楽しく、よく噛んで味わいたくなる逸品だと感じました。そぼろ状の小さなお豆腐の中に所々大きめのお豆腐が混ざっており、それによって食感に変化が生まれていて良かったです。ご飯にかけることが前提のためしっかりとした味わいでスパイスも効いているものの、トマトが味のベースで塩辛いという印象ではありませんでした。
ご飯の上にレタス（千切り）・「ベジタコライス」・アボカド（角切り）の順に乗せて味わってみますと、レタスの瑞々しさやアボカドのまろやかさで味が緩和され、バランスの良い味わいになりました。後味に唐辛子のピリピリ感が残りますが、全体的にあっさりしており、たっぷりかけて食べてもくどくなりません。スパイスのおかげで食べ進めるうちに身体がポカポカと温まりました。
ベジ料理のレトルト食品では、ミンチタイプの大豆ミートを挽き肉に見立てて使用することが多いのですが、島豆腐の方が食感が柔らかく、又、軽い食べ心地で食べ易いと感じました。ヘルシーというだけでなく、化学調味料・食品添加物・遺伝子組換え一切なしという食べ手思いの逸品で、ベジタリアンやマクロビアンのみならず、食の安全や健康を気遣う方にも喜ばれるのではないかと思います。
常備しておきますと、忙しい時や疲れて料理を作る気力がない時でも手軽に体に優しい食事を摂ることができて重宝すると感じました。火を使いたくない夏場にもぴったりですね。
タコライスとして味わう他、麺類にトッピングしたりお野菜と和えたりと、様々なアレンジを楽しめるところも魅力です。

たっぷりトマトを使っているからか、水分が多く、ポロポロとした感じではなくしっとり。水分に浸っておりますので、ご飯にかけたりパンに挟んだりしますと、ご飯やパンがべちゃっとしてしまうところが気になりました。