贅沢ブランド牛切り落とし 400g（約3～4人前）
松商

素晴らしい出会いでした。その感想を忘備録とともに。

今回いただきましたこちらの商品は、関西の三大ブランド牛、そのいずれかの切り落としが食べられるというものです。今回は松阪牛が届き、食しました。

ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴ると共に駆け出す私。そう、お肉の到着です。
ダンボールを開きますと、上品な不織布風の風呂敷、包装紙、木箱風の箱（素材はプラスチックでした）と大事に大事に包まれたお肉が現れました。このワクワク感たまりません。

見ただけで歓声をあげてしまいそうな細かで美しいサシ。
冷蔵庫で1晩解凍します。

これだけいいお肉をどう調理したものかと考えましたが、主人からの熱いリクエストで我が家ではすき焼きでいただくことに決定。
今までで1番豪華なすき焼きになることはもう間違いありません。

付属している牛脂を鍋に落とし、表面がこんがりとするまでネギを焼きます。
そして真打ち、お肉を投入。

と、ここで絶対にお伝えしたいことがございます。
このお肉、指の腹ですっと撫でただけで脂がテラテラと輝きます。もはや官能的にすら思える美しさです。それだけ口溶けもいいのでしょう。

さて、割り下、焼き豆腐や野菜と煮込んでいたお肉がいい色になりました。
決して火を入れすぎることのないよう慎重に。器に卵をとき、いざ実食。

口に入れると広がる甘い脂の香りと牛肉ならではの芳香。噛み締めると次から次に溢れ出す肉自体の旨味。
決して固いということではなく、程よい噛みごたえのおかげで赤身の味もしっかりと伝わります。

私が1枚目を噛み締めていると、横では主人がいい笑顔でお肉をぱくぱくと口に運んでいます。
本当に美味しいものは自然と笑がこぼれる、そんな感じです。

初めに使用した牛脂は細かく刻みガーリックライスにしてもいいでしょうし、お肉自体も何に使っても輝けるポテンシャルです。

実はすき焼きの前に1枚だけさっと焼いてわさびと塩で食べました。つまみ食いです。
しかしとても、とても美味しかったです。

個人的には煮込んだり混ぜ込んだり、というよりはお肉の味が直に楽しめる調理がおすすめです。しゃぶしゃぶ、さっと湯がいておろしポン酢、千切りにした野菜を巻いてさっと表面を焼き付けたり、と。
ただ、かたまりのお肉とは違う汎用性もありますので、歯の悪い方、かたいものが苦手な方もその人に合わせた調理ができるのもいいですね。

このお値段でこのレベルのお肉がいただけるというのはとても嬉しいと思います。
また利用したいと思います。ありがとうございました。

・「松阪牛」がきた！という実感をより味わえたらもっと幸せになれると思うので、わかりやすい表示をしていただけるともっといいと良くなると思います。
・包装紙がゆるくシワになってしまっている箇所が多く見受けられましたので、自宅用としても、改善があると嬉しいと思いました。