米沢牛 上モモ すき焼き用300g
さがえ精肉

最高の贅沢は段ボールを開けた瞬間から始まりました。
鮮やかな不織布の風呂敷に包まれた、明らかに高級そうなギフト。
米沢牛である証明書と、さがえ精肉さんの紹介、すき焼きの作り方などのリーフレットが同封されています。

大切に包みを開き中から現れたのは、キメの細かい見事なサシが入った赤色に輝く米沢牛。
この時点で明らかに上質な肉である事が分かります。
冷凍での配送なので、夕飯まで冷蔵庫でじっくり解凍させておきます。

今回はせっかくなのでいつもより少し値段の張る野菜や豆腐などを買い込みました。
丁寧に具材を切りつつ、お肉を常温に戻すため冷蔵庫の外へ。
冷えた肉の温度が上がり、少しずつ脂が溶け出す事で赤色が綺麗な照りを見せてくれます。
上質な肉は脂の融点が低いと言われますが、もちろんこちらの米沢牛もその通りでした。
食べやすいようにお肉を切っておこうかと思ったら、一枚一枚が驚愕の大きさ！
鍋を覆いつくさんばかりのサイズで、男性でもとても口に収まり切らないほどです。
せっかくの贅沢な大きさを無駄にしないよう、半分に切るだけにとどめました。

そして準備が完了し、いざすき焼きの始まりです。

レシピにあった通り、同封されていた米沢牛の牛脂を鍋に馴染ませ、香りをつけるためにネギを焼いていきます。
香ばしい匂いが漂ってきたら、先ずは肉そのものを味わうために肉のみを投入。
ほんのり赤さを残したまま割下をかけ、卵はつけずに頂きます。

「！！！！」

なんだこれは。
口当たりが絹のように滑らかで、噛むほどに甘みが溢れてくるではないか。
噛んでも噛んでも味が消えず、いつまでも口に入れておきたい。
なのにどんどんほぐれて無くなってしまう・・・。

私は30代なのですが、最近脂がしつこく感じてしまっていました。
しかし、こちらの米沢牛は脂の甘みは十分にありつつも、赤身本来の旨味をしっかり味わえるため、まったくクドイ感じがしないのです。
これはヤバいです。
どんどん食べてしまいます。

そして白菜や豆腐、シイタケなどの具材も追加して頂きましたが、肉の旨味が染み出した割下で他の具材もとても美味しいです。
先ほどはシンプルに肉だけを味わったので、今度は大きい肉を活かして卵をつけた後にご飯に巻いて口にイン。
これはこれはとんでもないご馳走になりました。

〆には肉汁と脂が溶け出した、先ほどまでつけていた卵の残りをご飯にかけ、究極の贅沢卵かけご飯。最強です。
是非やってみてもらいたいですね。

お値段もそこまで高くなく、こんな美味しい夕食が過ごせるのなら自宅用にも良いですし、包装含めた見た目のインパクトから、贈答用としても最適です。

今まで浅草の某店で1万円超えのすき焼きや、その他の有名店の牛鍋を食べてきましたが、
決して負けずとも劣らない肉質、味でございます。
どなたに贈っても必ず喜ばれる事請け合いです。
自宅でもこんなに美味しいすき焼きが食べられるのなら、わざわざ高級店へ行く必要はありません。

最高の時間を過ごす事が出来ますので、この商品を選んで後悔する事は絶対にないと思いました。