瀬戸のワインロール ~暮れなずむ瀬戸内の風景をワインのロールケーキで~
さぬき志度 風月堂
日本初、希少な赤ワインを贅沢に使ったロールケーキです。赤ワインは、専用のブドウ「香大農R-1」を使った「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」を使用。瀬戸内海が一望できるワイン工場「さぬきワイナリー」で造られており、その味わいは濃厚な色合いながらもフルーティーです。この幻とも呼ばれるワインを生地や生クリームに使用したロールケーキは、しっかりワインの芳醇な香りが楽しめます。
また、ひとつひとつワインを直接吹き付けて、「暮れなずむ瀬戸内の風景」を表現しています。味も見た目もこだわりがあり、瀬戸内土産や贈答用にもオススメです。【日本ギフト大賞2017 香川賞】受賞。
香川大学農学部が開発したぶどう「香大農R-1」はポリフェノールの一種であるアントシアニンの含有量が他品種に比べ約4倍。このぶどうで造られたワインを1本にたっぷり70ml使用しています。その芳醇さはまるで「食べる赤ワイン」。しかしながら製造過程で加熱しているため、アルコール分は0.1%未満です。アルコールの苦手な方、車の運転を控えている方でも安心してお召し上がりいただけます。そしてそのお味は驚くほどフルーティーでさっぱりとして美味しい、とこのぶどうを開発した教授からも高評価をいただいております。
フルーティーなワインケーキ♪
瀬戸のワインロール、ワインの焼印がワンポイントの専用箱で到着しました。
中のパックを開けると、焼印の入った色鮮やかなロールケーキの登場です!暮れなずむ瀬戸内をイメージされたという赤紫色のコーティングは、ワインをエアブラシで吹き付けているのでやさしい風合いで、島々やワイングラスの焼印からも丁寧な手仕事を感じます。
解凍し早速頂くことに♪
スポンジ生地にもクリームにもワインを使用しているので、表面だけでなく断面もワイン色で統一感があり、白いお皿によく映えます。
一口食べると、ワインのフルーティーな香りとコクが口いっぱいに広がり、生地とクリームが融合しすーっと滑らかな口どけです。
食べる前は、ワインの入ったクリームは水っぽくて重くないかな?と思いましたが、食べてみるとふわっと軽く、ワインがそのままクリームになったようなお味にも驚きました。ブドウの爽やかな香りとほのかな酸味のおかげで、コクはあるのにすっきりとした後味で、こってりした生クリームは苦手という方にも食べやすいと思います。このワインクリーム、フルーティーで本当においしいです!
ワイン入りのスポンジ生地も、キメ細かくしっとり柔らかで、ふんわりクリームと相性抜群ですね。クリームの量も多すぎず少なすぎず、スポンジとクリームを同時に食べ進めるのにちょうどいい比率だと思います。最近のロールケーキは生クリームたっぷりのものが多いですが、個人的にはスポンジも味わいたいので、すごく理想的なバランスです。生地もクリームも甘すぎない分、ワイン本来の奥深い味わいが楽しめ、大人の方も大満足できるスイーツですね。
そしてクリームに入っているレーズンにも注目です。最初はせっかくの口どけをレーズンが邪魔しないかな?と思いましたが、ワインでしっかり戻してあるので柔らかくジューシーで、噛んだときのじゅわっとワインが溢れる感じがたまりません。レーズンの甘酸っぱさや食感が、ロールケーキの絶妙なアクセントになっていて、カットしたとき断面にレーズンがたくさん入っていると「ラッキー♪」と嬉しくなるくらいです!
どこを食べてもワイン味のケーキ自体珍しいですが、更にこちらは専用のブドウ「香大農R-1」を原料とする高級ワイン使用という話題性もあり、贈り物や手土産にもぴったりだと思います。アルコール分も0.1%未満ということで、小さなお子さんやアルコールの苦手な方も安心して食べられ、ティータイムや食後のデザートなど色々なシーンで、好みの厚さに切り分けシェアできる点がいいですね。コーヒーや紅茶はもちろん、ワインをおともに記念日や特別な日のスイーツとしてもお薦めです!
エアブラシなので限界があると思いますが、グラデーションの濃淡がもう少しはっきりしていると、より素敵だと思います。
更新日:2017年07月06日
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