京わらびもち
竹茂楼

とてもきれいな鶯色の風呂敷に包みに包まれた上品な箱。その箱を持ち上げると　わらびもちと思えないほどのどっしりとした重みを感じました。そんな上品な箱を開けるとまず目に入った6個の袋に入ったぜんざい。なるほどこれが重さの正体だったのかと思わせるほどのたくさんのぜんざい。そのぜんざいを滑らかなわらびもちを器に移して上からかける。そしてとても懐かしいはったい粉も・・・。　こんなにたくさんのぜんざい。本当に甘すぎないのか・・・。恐る恐るひとくち食べてみる。・・・がまったくこってりとした甘さでないためちょうどいいくらいにのど元をすぎる。そして後味であのはったい粉のなんともいえない香ばしさが口の中に広がる。　こんなに贅沢なわらびもちははじめて。見た目にも豪華で品がありどこに出しても恥ずかしくないのではないかと思えるほどである。